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[2025年モデル対応]カチャカチャを上手に使って真っ直ぐ飛ばそう! 初心者にオススメ 調整機能付きドライバー6選

ゴルフギアカタログ編集部

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ドライバーは飛距離と方向性、両方が求められるため、モデル選びがとても重要です。最近のドライバーには、スイングの癖を修正できる弾道調整機能、通称「カチャカチャ」を搭載したモデルが多く存在します。ここでは、初心者に安心しておすすめできる、カチャカチャを搭載した2025年モデルのドライバーを6種類紹介します。

おすすめ初心者向け

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ゴルフクラブで最も距離が出る番手!それがドライバー

 ゴルフは複数のクラブを使い分けて行うスポーツです。グリーン上で使用するパターを含めた14本を上限に好みのクラブを組み合わせて使用することができます。その14本の中で、最も距離が出るクラブがドライバーです。ゴルフクラブの中では、最も長く、軽く設計されていて、主にティーイングエリアと呼ばれる整地された場所から、ホールの1打目に使用します。ほぼすべてのゴルファーがバッグに入れており、ドライバーでのショットをいかに安定させて飛距離を出し、そしてフェアウェイをキープするかが、スコアメイクの大きなカギとなります。

ドライバー選びは、モデルはもちろんスペック選択が重要!

 ゴルフクラブ、特にドライバーは飛距離と方向性、両方が求められるクラブであり、モデル選びがとても重要です。ゴルフクラブは、モデルによって性能が作り分けされており、自身に合っていないモデルを選んでしまうと、良いスイングをしてもボールが曲がってしまったり、思ったより距離が出なかったりと、良い結果につながりません。できるだけ自身に合ったモデルを選びたいところです。

 

 ゴルフを始めたての頃にドライバーを選ぶべきポイントはいくつかあります。まずはクラブの総重量です。一般的にやさしいと言われるモデルは、軽量に仕上げられていることが多いです。自身の適正重量より軽いクラブを使ってしまうと、それだけボールを当てることが難しくなります。またクラブが軽いと手先でスイングすることができてしまい、正しいスイングが身につきにくくなりますので、注意が必要です。もちろん重すぎるクラブも問題です。一般的な成人男性であれば、ドライバーで300gがひとつの目安となります。現在では、軽量なモデルが非常に多くなっているため、購入する際は、総重量を必ずチェックしましょう。

 

 次にモデルを選定しましょう。昨今のドライバーは、ひとつのブランドに複数のモデルが用意されていることが多く、性能が違うのにデザインが非常によく似ています。見極めるポイントは、ヘッドに記載されているモデル名です。モデル名を確認し、そのモデルがどういった性能を持っているのかをホームページなどで確認しましょう。ゴルフをはじめて間もないうちは、「直進性が高い」、「打点のミスに強い」、「つかまりがよい」といったワードが書いてあるモデルがおすすめです。

 

 ロフト角もドライバーを選ぶうえでとても重要なポイント。ロフト角とは、フェースについた角度の事で、ボールの上がりやすさに影響します。最初のうちはよほどヘッドスピードが速くない限りは、10度以上を選ぶのが得策です。

 

 次にシャフトのフレックス、いわゆる硬さを選びます。シャフトの硬さは、主にL(レディース/リンバー)、A(アベレージ)、R(レギュラー)、S(スティッフ)、X(エキストラスティッフ)があり、メーカーによってはRとSの間のSR、SとXの間のSXなどがあります。これらの硬さの基準は、メーカーによって誤差がありますので、一般男性の場合は、まずRを振ってみて、柔らかい、しなりすぎると感じるならその上のフレックスを選ぶのがおすすめです。実物が振れずに購入する場合は、クラブを振り慣れるまではRがおすすめです。

 

カチャカチャ(弾道調整機能)は有効に使おう!

 最近のドライバーには弾道調整機能、通称「カチャカチャ」を搭載したモデルが多く存在します。これは、シャフトとヘッドの装着の角度を調整することで、ボールの高さに作用するロフト角、ボールのつかまり、打ち出し方向に影響するライ角やフェース角などを自身で調整できる機能の事です。メーカーによって調節できる項目や幅は違いますが、どのメーカーも調整できるのがロフト角です。ヘッドスピードによって適正なボールの高さは変わってきますので、低すぎる、高すぎると感じたら自身で調整してみましょう。またロフト角の調整は、ロフトを増やすほど、右へのミスを軽減しやすく、逆にロフトを減らすと、左のミスを軽減しやすくなります。こちらも是非試してみてください。

専用レンチ
調整用のレンチは、クラブに付属する場合も別途購入する場合もある。画像はキャロウェイ純正レンチ。

 調整の仕方は簡単です。専用のレンチを使って、ヘッドのネックにあるネジを緩め、ヘッドを外して、任意の角度にヘッドを装着し、ネジを絞めればOK。メーカーのホームページに調整できる項目や幅が記載されているので、一度はチェックしておきましょう。

初心者におすすめ!ミスに強く安定した弾道が期待できる人気ドライバー!

 ドライバーは飛距離が出るクラブだけにミスした時にどうしても曲がりが大きくなりがちです。それだけにスイングが安定していない最初のうちは、ミスに強く、曲がりが少ないモデルを選びたいですよね。ここでは、初心者におすすめのドライバーをいくつかご紹介していきたいと思います。どのモデルも人気が高く、やさしいと評判のモデルばかりです。

テーラーメイド Qi35シリーズ

 2025年のテーラーメイドのメインブランドである「Qi35」は、。前作「Qi10」で好評だった飛距離性能や直進性を引き継ぎつつ、ミスへの寛容性を高めたシリーズです。ドライバーは、フェース素材に軽量なカーボンを使用。フェース周りを大幅に軽量化することで余剰重量を捻出し、最適に配分することで理想の重心位置を追求しています。ドライバーのラインアップは、適度な低スピン性能と直進性を両立した「Qi35」、ミスへの寛容性と直進性を高めた「Qi35 MAX」、Qi35 MAXを軽量化し、専用にチューニングした「Qi35 MAX LITE」、そして低スピン性能を追求した「Qi35 LS」の4モデルです。

Taylor MadeQi35 MAX ドライバー

Qi35 MAX ドライバー

Qi35シリーズの中で、最もミスに強く直進性が高いモデルが「Qi35 MAX」。フェースをはじめとする多くのパーツに軽量で堅牢なカーボン素材を使用、生まれた余剰重量を使い重心位置を深く低い位置に設定しています。ミスへの寛容性の高さを示す一つの基準である慣性モーメント値が10,000kg-cm²いわゆる“10K(テンケイ)”を達成しています。少々打点がズレても飛距離ロスや曲がりが少ないのが特徴です。またフェース周りに重量がある金属フェースの“10K”モデルとは異なり、バランスのよい重量配分が可能なため、振り抜きの良さにも定評があります。カチャカチャは、ロフト角が±2度調整可能で、ライ角の調整もアップライトに調整可能なスリーブを搭載しています。

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キャロウェイ エリートシリーズ

 実際のゴルファーの打点データやアルゴリズムをAIに入力し、解析したデータを元に各モデルごとに専用の「Ai 10xフェース」を搭載するのが「ELYTE(エリート)」シリーズです。コントロールポイントと呼ばれるフェース上に設けられたボールに補正をかけるポイントが想定したゴルファーに合わせ、モデルごとに異なる形で搭載され、各モデルの性能を際立たせています。ドライバーのラインアップは、標準モデルとして幅広いゴルファーに合わせた「エリート」、つかまりの良いドローバイアス設計の「エリートX」、エリートXを軽量化した「エリート MAX FAST」、つかまりを抑え、低スピン性能を追求した「エリート♦♦♦(トリプルダイヤモンド)」の4モデルです。

CallawayELYTE X ドライバー

ELYTE X ドライバー

エリートXドライバーは、スライスや右へのミスに悩むゴルファーに合わせ、つかまりの良いドローバイアスの性能を有したモデルです。スライス系のゴルファーに多いヒール寄りの打点位置でも曲がりを抑え、飛距離ロスの少ない専用の“Ai 10x フェース”を搭載。つかまりの良いヘッド特性と合わせて、直進性の高い安定した弾道が期待できるドライバーです。またヘッド後方には、2カ所のポジションを持った脱着式ウエートを搭載し、位置を変えることでつかまりを調整できます。カチャカチャは、ロフト角が-1度と+2度調整でき、ライ角もアップライト方向に調整が可能です。

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ピン G440シリーズ

「G440」は、大ヒットモデルを記録した前作の「G430」の後継シリーズです。打点のミスに強く、直進性が高い「G430」の良さはそのままに、飛距離や打感、打音、振り抜きの良さなどを重視して開発されています。前作の性能を生み出していた高い慣性モーメントは維持しつつ、重心深度を深くせずに低重心化。好評だった性能を生かしながら低スピン化に成功し、飛距離性能を高めています。サウンドリブなども見直し、心地よいインパクトサウンドも高く評価されています。ドライバーは、幅広いゴルファーに合わせた直進性の高い「G440 MAX」、つかまりの良いドローバイアス設計の「G440 SFT」、より低スピン性能を追求した「G440 LST」の3モデルが基本となるラインアップで、G440とG440 SFTをそれぞれベースに軽量化された「G440 MAX HL」、「G440 SFT HL」も用意されています。

PINGG440 MAX ドライバー

G440 MAX ドライバー

「G440」シリーズのスタンダードなポジションに位置するモデルで、幅広いゴルファーに対応した特性を持っています。高い慣性モーメントを有し、少々の打点がズレても非常に曲がりの少ない直進性の高い仕上がりで、安定したティーショットが期待できるモデルです。ほどよくつかまる調整が施されており、ソール後方には3カ所のポジションを持つ脱着式ウエートを搭載。好みに応じてつかまり具合を調節することができます。カチャカチャはロフト角が±1.5度調整が可能で、ライ角は他メーカーがアップライト方向への調整が多い中、フラット方向へ調整できる仕様を採用しています。

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コブラ DSアダプト シリーズ

コブラは、個性的なメーカーが多い米国メーカーの中でもひときわ独創的な発想とテクノロジーを持っています。「DS-ADAPT(アダプト)」シリーズは前作である「ダークスピード」シリーズの特徴を引き継いだシリーズです。“H.O.T.フェーステクノロジー”と呼ばれる技術で作成された大型の鍛造フェースは、幅広いたわみエリアによって安定したボール初速を実現させ、低く深く設定された重心が安定したショットと直進性を生み出します。「DS-ADAPT」シリーズの最大の特徴は、弾道調整機能、カチャカチャにあります。“FUTUREFIT33”と名付けられたこのシステムは、33通りもの弾道調整を可能にし、どのポジションを選んでもフェースの向きが連動して変わらず、スクエアのまま調整することができます。ドライバーは、スタンダードなポジションの「DS-ADAPT X」、慣性モーメントを高め、ミスへの寛容性を追求した「DS-ADAPT MAX-K」、高弾道とつかまり性能を追求した「DS-ADAPT MAX-D」、つかまりを抑え、低スピン性能を追求した「DS-ADAPT LS」の4モデルをラインアップしています。

COBRADS-ADAPT MAX-D ドライバー

DS-ADAPT MAX-D ドライバー

高いミスへの寛容性を持ちながら、強い弾道が持ち味の「DS-ADAPT」シリーズのドライバー。中でも最も上がりやすく、つかまりが良いモデルがこの「DS-ADAPT MAX-D」です。投影面積の大きなヘッドながら、振り抜きやすく空力性能を高めた設計。ヘッドのヒール側内部と外部の両方にウエートを搭載することで、ミスへの寛容性とつかまり性能を両立させています。いわゆるカチャカチャである“FUTUREFIT33”は、他のメーカーの追従を許さない33通りもの調整が可能になっており、ロフト角は±2度、ライ角もアップライト、フラット両方向に調整できるなど非常に細かな調整が可能な機能を有しています。

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ブリヂストン BXシリーズ

「BX」は、2025年夏に発表された、同社の独創的なテクノロジーが満載の新しいシリーズです。同社のメイン商材であるタイヤの技術を応用したインパクト時のボールの余計な滑りを抑える“バイティングフェース2.0”や、ボディをカーボンで一体成形することで強度を保ち、フレームを少なくした“カーボンセミモノコック構造”を採用することで、大きな余剰重量を生み出し、高い慣性モーメントでミスへの寛容性を高めています。ドライバーは、程よい低スピンと直進性を高めた「BX1ST」、高いつかまり性能と高弾道が特徴の「BX2HT」、低スピンで強弾道が持ち味の「BX1LS」、そしてツアーからのフィードバックによって開発された限定モデル「B-limited BX1★TOUR(スターツアー」の4モデルです。

BRIGESTONEBX2HT ドライバー

BX2HT ドライバー

「BX」シリーズの中で、アスリートモデルでありながら高い打ち出し角と安定したつかまり性能を持つモデルがこの「BX2HT」です。“カーボンセミモノコック構造”による堅牢なボディーは大きな余剰重量を生み出し、重心位置を最適化することでドライバーを苦手とするゴルファーが求める高弾道かつ安定したつかまり性能を実現させています。また特徴的なフェースミーリングである“バイティングフェース2.0”は、悪条件でも理想に近いスピン量を安定して生み出してくれるため、ティーショットが安定しないゴルファーにピッタリの性能を有しています。またソールには2カ所に脱着式のウエートが搭載されており、入れ替えることでつかまりを調整することができます。カチャカチャは他のメーカーと異なり、フェース角とライ角が調整できるタイプでフェース角が±1度、ライ角がアップライト方向に最大2度調整することができます。

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