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なぜ今も人気が続くの?XXIO13&XXIO X-eks- ロングセラーの秘密を探る ウッド系モデルの性能を紹介

ゴルフギアカタログ編集部

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2000年にまったく新しいブランド名として誕生したXXIO(ゼクシオ)は、ローマ数字の21“XXI”に“GO ON”“王者”を表す“O”を合わせたものが由来です。以来四半世紀にわたり、日本ゴルフクラブのトップブランドとして君臨しています。今回は2023年に発売された「XXIO 13」と「XXIO-eks-」のウッド系クラブを紹介します。

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最大の危機が生み出したゴルフ界の横綱ブランド「XXIO(ゼクシオ)」

XXIOブランドが誕生したのが2000年。前年まで住友ゴムで取り扱いをしていたキャロウェイブランドが、独立することになりその代わりとして誕生しました。ネーミングは、ローマ数字の21“XXI”に“GO ON”“王者”を表す“O”を合わせ、翌年に控えた21世紀の王者たれ! という願いを込めて命名されました。

 

 初代のモデルは、幅広いゴルファーに対応した設計を採用し、最新モデルまで脈々と受け継がれている飛び、打ちやすさ、そして爽快な打球音を兼ね備えたクラブとして開発。予想をはるかに上回るヒットモデルとなりました。

 

 以降、XXIOは、2年おきにモデルチェンジを行い、その時代時代の流行を取り入れながら、XXIOらしさをしっかりと継承することで、常にゴルファーのニーズに対応。進化具合をしっかりと見せながら劇的な変化をつけない手法が日本のゴルファーの心をがっちりとつかみ、20年以上も売り上げナンバー1を維持し続け、現在でも高い売り上げを誇っています。

ゼクシオ10・11・12・13ドライバー

 そんなXXIOの最新シリーズが13代目に当たるXXIO13(ゼクシオ サーティーン)です。202312月に発売された同シリーズは、発売から日時が経っているにも関わらず、現在でも高い人気を維持し続けています。

 

 シリーズとしてのラインアップは、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド(ユーティリティー)、アイアンとほとんどのジャンルを用意。さらにレディスもラインアップされ、こちらもドライバーからアイアンまでをラインアップしています。そしてXXIO13はレフティモデルもラインアップ。こういった幅広い構成も人気が衰えない理由になっています。

 

 またXXIO13には、XXIO-eks-(ゼクシオ エックス)という兄弟シリーズも用意されています。共通のテクノロジーを使用し、よりアクティブなゴルファーに向けた特性に設計されたシリーズです。

 

 今回は、XXIO13シリーズとXXIO-eks-シリーズのウッド系モデルを詳しくご紹介します。

XXIO 13シリーズ

ゼクシオ13ドライバー

性能はもちろん、打感、打音までこだわって設計されたゼクシオ13ドライバー

XXIO13のドライバーは非常に凝ったモデルです。フルチタンで構成されたヘッドには、様々なテクノロジーが投入されています。「BiFLEX FACE(バイフレックス フェース)」は、打点位置のズレを徹底的に分析し、フェースのトゥ側からヒール側にかけて外周部の剛性を最適化。フェース中央付近はもちろん、オフセンターヒット時にフェースのたわみを大きくすることで高初速エリアを拡大させています。

 

ActivWing(アクティブウイング)」は、クラウンのヒール側に搭載された二つの突起で、ダウンスイング前半では空力効果によってヘッドのブレを軽減、ダウンスイング後半では、空気抵抗にならないような設計になっています。インパクトでボールをとらえやすく、スムーズに振り抜けるように設計された他のメーカーには見られない独特のテクノロジーです。

 

REBOUND FAME(リバウンドフレーム)」はSRIXON(スリクソン)ブランドにも使用されているヘッド構造で、ヘッドのたわむエリアと支えるエリアを交互に配置する4層構造にすることで、インパクト時のエネルギーを効率的にボールに伝えるテクノロジーです。

 

「サウンドリブ」は、打音のために用いられているテクノロジー。デジタルシミュレーションを行い、打音を徹底的に追求。フェースのどこでインパクトしても、高く伸びのある爽快な打球音がするように設計されています。

 

 シャフトは、XXIO13専用に設計されたMP1300カーボンを採用。シャフトも自社で設計することでクラブとしての完成度を高めています。

XXIO XXIO13 ドライバー

XXIO13DR_red

最新の技術で構成されたXXIO13ドライバーは、非常にミスに強いモデルとして設計されています。 
クラブ重量は、いわゆる軽量ドライバーに位置するRスペックで281gに設定され、適度なつかまりと上がりやすい設定。楽に振って安定して飛ばせ、爽快な打球音が楽しめるドライバーとして高い人気を維持し続けています。
ネイビーとレッドのカラーバリエーションが用意されているので、好みの色を選ぶ事ができます。

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ゼクシオ13フェアウェイウッド

ドライバーと共通の技術と専用の技術を併せ持つゼクシオ13フェアウェイウッド

 XXIO13のフェアウェイウッドは、ドライバー同様、やさしく安定して飛ばせるモデルとして設計されています。ヘッド素材は、フェースに特殊鋼を採用し、ボディにはマレージング鋼を採用しています。

 

 ドライバーとの共通の技術である「BiFLEX FACE」、「REBOUND FAME」を搭載し、少々の打点ズレをものともしないミスへの強さと飛距離を追求し、さらに専用の技術である「CANNON SOLE(キャノンソール)」を搭載しています。ソール内部のフェース側下部をくり抜き、低重心化を図りながら、フェース下部のたわみも増大させることで、フェアウェイウッドにありがちなソール下部でのインパクトでもしっかりとボール初速を稼いでくれます。

XXIO XXIO13 フェアウェイウッド

XXIO13FW_red

 クラブ特性はドライバーに準ずるものになっており、ミスへの強さに加え、適度なつかまりに上がりやすい設定。もちろん打音も気持ちよい爽快なチューニングが施されています。 
番手構成は、#3(15度)、#4(16.5度)、#5(18度)、#7(20度)、#9(23度)の5スペックです。 
ドライバー同様、ネイビーとレッドのカラーバリエーションが用意されています。

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ゼクシオ13ハイブリッド

シンプルにミスに強く上がりやすいゼクシオ13ハイブリッド

XXIOシリーズは、ユーティリティーのジャンルをハイブリッドと呼称しています。ヘッド素材、搭載されている技術は、ほぼフェアウェイウッドと同様。フェアウェイウッドよりもヘッドが小さいハイブリッドは、技術的な部分を生かすのが難しいのですが、少しでもやさしく、高さが出るよう、細部までしっかりと作りこまれています。

XXIO XXIO13 ハイブリッド ユーティリティー

XXIO13HB_red

XXIO13 ハイブリッドは、他のハイブリッドやユーティリティーよりも投影面積が大きめで、見た目にもやさしい仕上がりになっています。
番手構成は、H318度)、H420度)、H523度)、H626度)の4スペックです。
こちらもドライバーやフェアウェイウッド同様、ネイビーとレッドのカラーバリエーションが用意されています。

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XXIO-eks-シリーズ

ゼクシオ エックス ドライバー

XXIOのやさしさと爽快感をアクティブなゴルファーに!ゼクシオ エックス ドライバー

 XXIO-eks-は、11代目のXXIOが発表された時に生まれたXXIOの派生シリーズです。スタンダードなXXIOではちょっと物足りない、ある程度パワーのあるゴルファーに向けたXXIOとして設定されました。

XXIO XXIO-eks- ドライバー

XXIO eks DR

 XXIO-eks-ドライバーは、搭載されているテクノロジーはXXIO13と同一ながら、Sスペックで301グラムと適度な重量を持っています。XXIO13MP1300カーボンシャフトと比較して全体的に剛性を高めたMiyazaki AX-3シャフトを専用に開発。つかまりの特性をわずかにつかまるといった具合に変更し、打音も爽快な高音はそのままに、余韻をやや短くするといった専用のチューニングになっています。さらにネックには、弾道調整機能「クイックチューンシステム」を搭載。12通りのポジションにより、ロフト角、ライ角、フェース角を調整することができます。外装は、ブラックパール+PVD仕上げにライトブルーをワンポイントに使ったやや落ち着いたデザインで、もはや別物と言ってよいぐらいきっちり分けた設計はされていますが、しっかりとXXIOのミスへの強さは継承されているドライバーです。

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ゼクシオ エックスフェアウェイウッド

ミスには強いけれどしっかりと振っていけるゼクシオ エックスのフェアウェイウッド

XXIO XXIO-eks- フェアウェイウッド

XXIO eks FW

 XXIO-eks-フェアウェイウッドは、搭載されているテクノロジーはXXIO13のフェアウェイウッドと同様ながら、-eks-ドライバーの特性に合わせた特性に設計されています。ほのかなつかまりに、しっかり振っていける仕上がりで「振っていきたいけど、ミスに強いモデルが欲しい」というゴルファーにはぴったりのモデルに仕上がっています。
番手構成は、#3(15度)、#4(16.5度)、#5(18度)、#7(20度)の4スペックです。

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ゼクシオ エックス ハイブリッド

つかまりすぎないのにミスに強い!狙えるゼクシオ エックス ハイブリッド

XXIO XXIO-eks- ハイブリッド

XXIO eks HB

 -eks-フェアウェイウッド同様、XXIO13の技術を使いながら、アクティブなゴルファーにあわせた設計が施されているハイブリッドです。つかまりすぎを抑えつつ、ミスへの強さと上がりやすさを追求。XXIOらしい扱いやすさを持ちながらピンポイントで狙える性能を持つクラブに仕上がっています。
番手構成はH3(18度)、H4(20度)H5(23度)、H6(26度)の4スペックです。

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 XXIOシリーズは、年齢や腕前関係なく、気持ち良くゴルフを楽しみたいゴルファーに向けたシリーズに仕上がっています。これだけ長く売れ続けているゴルフブランドは他にありません。その理由は、使用すれば身をもって理解できると思います。性能だけではなく、細かいところにまで気が配られた、いかにも日本のゴルフブランドらしいモデル。それがXXIOシリーズです。