永久保存版！キャロウェイ「ELTYE」ドライバー全17種を徹底解説！あなたに最適な1本が見つかる

更新日: 2025/12/26

投稿日: 2025/12/26

キャロウェイの2025年主力モデル「ELTYE（エリート）」シリーズのドライバーは、進化した「Ai 10x FACE」を搭載し、最大飛距離と安定性を極限まで追求した意欲作です。驚くべきはそのラインアップの豊富さで、限定モデルやウィメンズ、ミニドライバーを含め全17種類にも及びます。本記事では、ゴルファーの疑問に応える各モデルの特徴を徹底解説しています。

Ai設計の集大成!? 各モデルが専用設計フェース搭載の高性能シリーズ

　キャロウェイの2025年のメインブランドである「ELYTE（エリート）」。近年のキャロウェイは、Aiに様々なデータを与え、その分析に基づいて設計するAiフェースの技術を年々進化させ、メインブランドのクラブに搭載していました。その技術は最新にアップデートされ、エリートシリーズにも搭載されています。

　最新のAiによって設計されたフェースは「Ai 10x FACE」と命名され、ターゲットとなるゴルファーの打点位置やミスの傾向、そしてリアルなスイングデータなど膨大なデータを解析。そのデータを元に新たにアップデートしたソフトウェアにより、フェース面上にある弾道を補正するコントロールポイントを大幅に増大させています。このフェース進化により、テストでは前作と比べ、飛距離が最大8ヤード伸び、着弾範囲が最大19％も狭まるという結果を記録しています。

　クラウンには、航空宇宙分野でも使用される軽く強度の高いサーモフォージドカーボンを使用。低重心化はもちろん、心地よい打球音にも寄与しています。

　またヘッドは70回以上も試作を繰り返し、構えやすい形状の追求はもちろん、空気抵抗も大きく軽減させたヘッドに仕上がっています。

従来の重心位置の違いによって異なる性能を持たせつつ、独自の技術であるAiフェースによって、モデルごとの性能を細分化していることがエリートの最大の特徴です。

ドライバーはAiフェースの強みを生かした膨大なラインアップが魅力！

　エリートシリーズのドライバーは、ターゲットゴルファーに対して細かく性能を追求できることもあり、限定モデルも含めるとなんと17モデルもあります。これはターゲットゴルファーに合わせ、それぞれ専用設計のフェースを用意できるキャロウェイの強みを生かした手法で、より細分化された性能を持つドライバーを好みで選んでもらうことで、よりそのゴルファーの特性や強みを生かしやすくなっています。

　エリートシリーズのドライバーの基本となるモデルは４つあります。

ELYTE ドライバー：最もスタンダードなモデルで、幅広いゴルファーに合わせたフェース設計を採用。ニュートラルよりわずかにつかまる特性が与えられ、扱いやすい仕上がり。さらに３つのポジションが用意されたアジャスタブルウエートを搭載し、つかまりの調整もできる　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE X ドライバー：スライスや右へのミスに悩むゴルファーに合わせた設計のモデル。ドローバイアス設計で、スライス傾向の強いゴルファーに多い打点位置に補正ポイントを強化した専用設計のフェースと、つかまりを調整できる2つのポジションを持つウエートを搭載　　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE MAXFAST ドライバー：日本のゴルファーのスイングや打点のデータを元に設計された専用フェースを持つ軽量モデル。つかまりの良さと大きめのヘッドで寛容性の高い設計で、Xと同様のつかまりを調整できる2つのポジションを持つウエートを搭載　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE ♦♦♦（トリプルダイヤモンド）ドライバー：プロや上級者に合わせた専用フェースを搭載。つかまりを抑えた叩ける設計で、強弾道と飛距離性能を優先したアスリートモデル。非常に低スピンに設計され、ソールに搭載された2つのウエートを入れ替えることでスピン量の調整が可能　→クラブの詳細スペックを見る

　幅広いゴルファーを対象にした「ELYTE」ドライバー以外は、しっかりとターゲットゴルファーに合わせたチューニングが施されています。そこにアジャスタブルウエートを組み合わせ、アジャスト性能を付与することで、より自分に合ったドライバーに仕上げることができます。

マークダウン！

キャロウェイ ELYTE ドライバー［TENSEI GREEN 60］

Amazonで見る

マークダウン！

キャロウェイエリートX ドライバー［VENTUS GREEN 50 for Callaway］

Amazonで見る

マークダウン！

キャロウェイ ELYTE MAX FAST ドライバー［LIN-Q 40 for Callaway］

Amazonで見る

アスリートのために細かく作り分けされたのが♦♦♦シリーズ

　さらにこれらのモデルにはいくつかの派生モデルが存在します。さらに性能を特化させ、さらに細かなゴルファーにニーズに対応するためです。特に細かくラインアップされているのが♦♦♦シリーズ。スタンダードな♦♦♦ドライバーの他に3モデルが用意されています。

ELYTE ♦♦♦ ツアードロードライバー：スタンダードな♦♦♦とほぼ同等の形状のシャープな形状ながらFP値（フェースの出っ張り具合）を下げ、操作性や強弾道のままボールのつかまりやすさを適度に高めたモデル　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE ♦♦♦ MAX ドライバー：強弾道、低スピンの性能を維持しながら、ややヘッドを大型化。ミスへの寛容性と直進性をバランスよく高めた、やさしさと飛距離性能を両立したモデル　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE ♦♦♦ T ドライバー：非常に低スピンの♦♦♦ドライバーと比べ、少々スピンを入りやすくし、操作性を重視。ツアードロー同様、FP値を下げており、適度なつかまりを持つモデル　→クラブの詳細スペックを見る

　♦♦♦シリーズは、スタンダードな♦♦♦ドライバーが最も低スピンの設定で、飛距離重視の叩ける仕様になっており、派生モデルはそこにそれぞれの個性を持たせた仕様になっています。

とにかくミスに強いモデルを求めるゴルファーに向けた”10K“モデルもある

　♦♦♦シリーズ以外のモデルは、基本的にミスに強い設計にはなっているのですが、さらにミスへの寛容性を高め、ミスに強いモデルとして用意されているのがELYTE Xドライバーの派生モデルであるELYTE X 10K verドライバーです。

ELYTE X 10K ver ドライバー：つかまりが良く右へのミスの起きにくいELYTE Xドライバーをベースにウエートを交換することで慣性モーメントを高め10K（テンケイ）を達成させたモデル。ベースモデル本来のつかまりの良さを生かしながらさらに直進性が高まっている。ウエートを調整することでつかまり具合を調整することも可能　→クラブの詳細スペックを見る

　打点ズレによるミスの幅を抑えたAiフェースに加え、高い慣性モーメントを発揮する同モデルは、打点がばらつくゴルファーには特に効果的なおすすめの1本です。

ドライバーが苦手なゴルファーの救世主になりうるミニドライバーもラインアップ

　多種多様なモデルが用意されているエリートシリーズのドライバーですが、長めのクラブ長が苦手なゴルファーにとっては、どんなにヘッドが高性能でも安心して振れません。そういったゴルファーにおすすめなのがミニドライバーです。本来はドライバー未満、3番ウッドの距離をより安定して飛ばすティーショットギアとして開発されたジャンルのクラブですが、ドライバーが苦手なゴルファーがドライバーの代替品として使用すると結果が出るため、一定の人気があります。

ELYTE MINI ドライバー：ミニドライバー専用に設計されたフェースを持つ寛容性の非常に高いモデル。クラブ長43.5インチ設定で、非常に振り切りやすい長さ設定に加え、340ccとミニドライバーとしては大きめのヘッド設定で安定したキャリーが期待できる。3つのポジションを持つアジャスタブルウエートも搭載し、調整幅が大きいのもポイント　→クラブの詳細スペックを見る

　ELYTE MINIドライバーはミニドライバーのジャンルの中でもミスへの寛容性が高いと評判の高いモデルです。一般的にやさしいと言われるドライバーを使ってもなかなかうまくいかないゴルファーは長さが原因の可能性があります。そういったゴルファーはミニドライバーを試してみると良い結果につながるかもしれません。

心を動かされる特別カラーの数量限定品がモデルごとにラインアップ

　エリートシリーズには特別なカラーを施した限定モデルが多数存在します。通常のカラーのソールはブラックを基調にシルバーが配置され、ワンポイントにグリーンが使用されています。限定カラーは、2つの仕様がありどちらも個性を強めたクールな仕上がりです。限定カラーのモデルはどれも数量限定であり、希少価値があるため所有感が高まります。さらにリセールバリューにも影響するため、人気が高いです。

ELYTE サンドストームドライバー：サンドストーム（砂嵐）をモチーフにした特別カラーを採用したELYTEドライバー。ソールのトゥ側から中央、ヒール側を横断するようにデジタル柄のデザート迷彩のようなデザインを採用。その他の部分はブラックにまとめられ落ち着いた雰囲気の仕上がり　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE ♦♦♦ サンドストームドライバー：ELYTE♦♦♦のサンドストームバージョン。ELYTEドライバーのサンドストームバージョンと比べてサンドストームのエリアが広くなっており、より精悍（せいかん）なイメージ。性能的な部分に変更はないものの、所有感がより一層高まるカッコいい外装に仕上がっている　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE ♦♦♦ MAX サンドストームドライバー：プロや上級者に人気の高いELYTE ♦♦♦ MAXドライバーのサンドストームバージョン。他のサンドストームバージョンと同様、クラウンに施された小さなELYTEのロゴもサンドストームカラーに変更されている　→クラブの詳細スペックを見る

　サンドストームシリーズは、ヘッドだけでなく、純正シャフトのワンポイントのカラーもサンドストームカラーに変更されており、専用のヘッドカバーも用意されています。

ELYTE ナイトエディションドライバー：ELYTEドライバーをベースに、ブラックで統一された限定カラーモデル。ただブラックに統一するだけでなく、ソールに自社のシンボルであるシェブロンマークを浮き上がらせるような意匠を採用し、特別感を演出　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE X ナイトエディションドライバー：ELYTE Xドライバーをベースにしたナイトエディション仕様。シックな外装によって落ち着いた雰囲気になり、大型ヘッドでも締まった印象。やさしいヘッドでありながらアスリートモデルのように見える　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE MINI ナイトエディションドライバー：ELYTE MINI ドライバーのナイトエディション仕様。デザインがブラックに統一されたことで、より精悍なイメージにに。明るいカラーが使用されていないため、トレンドに左右されない、長く使えるデザイン　→クラブの詳細スペックを見る

エリートシリーズはウィメンズ仕様もしっかりやさしい！

　エリートシリーズにはウィメンズ仕様も用意されており、ドライバーは2モデルラインアップしています。

ELYTE X ウィメンズドライバー：ELYTE Xドライバーをベースに専用のチューニングを施行。女性の中でも軽量モデルでは物足りないといったゴルファーに合わせ、40グラム台のシャフトを44.5インチに設定することで、ミスに強いヘッドでやさしさを演出し、適度な振りごたえのあるクラブに仕上げている　→クラブの詳細スペックを見る

ELYTE MAX FAST ウィメンズドライバー：日本のゴルファーのスイングデータで設計されたフェースを搭載した女性のための超軽量モデル。長さを43.75インチと振り切りやすい設定にし、ヘッド、シャフト、グリップすべてのパーツを軽量化することによりやさしく振ることができる　→クラブの詳細スペックを見る