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XXIO14シリーズ発表!どんなクラブ?何種類出たの?徹底紹介!

ゴルフギアカタログ編集部

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日本を代表するゴルフブランドの一つ、ゼクシオ。待望の新シリーズが2025年11月6日に発表されました。その名は「XXIO14」。今年で25周年を迎えるゼクシオシリーズの伝統を継承しつつ、最新テクノロジーを惜しみなく投入しています。今回は、その「XXIO14」シリーズのラインアップを、その特徴とともに紹介します。

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日本のゴルファーなら誰もが知っている??「XXIO(ゼクシオ)」14代目が発表!

 いよいよと言うか、ついにと言うか2025年11月6日に「XXIO14(ゼクシオ フォーティーン)」が発表になりました。初代が誕生したのが2000年。今年で25周年を迎えるゼクシオは、今モデルで14代目となります。常に新しさを求められるゴルフ業界では、異例中の異例の長寿ブランドで、日本のゴルファーはもちろん、海外ゴルファーにも非常に広く知られています。

 

 ゼクシオブランドは、継承と進化を両立させることで多くのゴルファーに愛され続けています。初代から一貫してこだわっているのが、飛距離、打ちやすさ、そして爽快な打球音。結果だけでなくフィーリングにもこだわったクラブ作りに時代に合わせた進化を上乗せすることで、常に日本のゴルファーの心をつかんできました。14代目となる最新のゼクシオ14もしっかりとそのポリシーに則ったクラブに仕上がっています。


 今作のキャッチコピーは“一撃の飛びのゼクシオ”。ドライバーにはゴルフクラブとして世界初採用となる新素材「VR-チタン」を採用し、新たなボディー構造と合わせて飛距離を追求しています。またスタンダードモデルには初となる弾道調整機能を搭載し、より扱いやすく進化しています。

 

XXIO14
XXIO14 ドライバー(左)とXXIO14+ドライバー。

 今作のゼクシオ14シリーズには、軽量で楽に振りきれて、パワーのないゴルファーでも扱いやすいスタンダードな「ゼクシオ14」と、適度な重量を持たせ、ある程度強振しても応えてくれる「ゼクシオ14+(プラス)」の2つのラインアップがあり、それぞれがドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド(ユーティリティー)、アイアンをそろえています。

 

XXIO14
左から、XXIO14ハイブリッド、XXIO14フェアウェイウッド、XXIO14+ハイブリッド、XXIO14+フェアウェイウッド

 さらにレフティやレディス、パターも用意され、1ブランドとして最大級のバリエーションを誇り、幅広いゴルファーに対応しています。

 

 今回は、カテゴリーごとにラインアップをご紹介します。

小さなパワーで最大限の飛距離と安定性を両立させた「ゼクシオ14」

「ゼクシオ14」は、ドライバーからアイアンまですべてのクラブで前作を上回る低重心に設計することにより、飛ばしに必要な高い打ち出し角と余計なスピン量の軽減を実現させています。さらにジャンルごとにクラブの重心位置を見直すことで、ミスへの寛容性を確保しながらより芯でとらえやすいように進化しています。各ジャンルのクラブを詳しく見ていきましょう。

ゼクシオ14 ドライバー

新素材VR-チタンが生み出す高初速ドライバー

XXIO XXIO14 ドライバー

XXIO14 ドライバー

ゼクシオ14ドライバーには、VR-チタンと呼ばれる新素材が採用されています。この新素材の特性を生かすために採用されているのがULTIFLEXと呼ばれるボディー構造です。フェースの薄肉化やフェースやボディーのたわみをコントロールする独自の構造によって、最大初速だけでなくフェースの高初速エリアを大幅に拡大しています。またヘッドスピードを高めるために空力性能も追求。従来のクラウン側の突起だけでなく、ソール側にも段差を設けることで空気抵抗の軽減だけでなく、ミート率も向上しています。総重量はRフレックスで281グラム。長さは46インチと長めの設定ですが、パワーがなくても振りやすい重量に設定されています。そしてゼクシオのスタンダードなポジションのドライバーとしては初となる、弾道調整機能クイックチューンシステムを搭載。フェース角、ライ角、ロフト角の調整が可能なシステムで12通りのポジションを選ぶことができます。

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ゼクシオ14 フェアウェイウッド

より打ち出し角が高くなり楽に飛ばせるフェアウェイウッド

XXIO XXIO14 フェアウェイウッド

XXIO14 フェアウェイウッド

フェアウェイウッドは、前作より重心位置を低く浅く設計することにより、楽に上がって余計なスピンを軽減した仕様に進化しています。ヘッド内部に搭載されたNew CANNON SOLEは、フェースに隣接するソール内側ギリギリの部分をくり抜くことにより、フェースの反発エリアに干渉せずに理想の重心位置を追求できる優れた構造で、今作はトゥ、ヒール部を肉厚にすることで慣性モーメントを高め、ミスへの寛容性もアップさせています。フェースには、高初速エリアを広くとれるEdge Cup Faceを採用。フェース面には、打点ズレのミスに効果を発揮するレーザーミーリングHigh Grip Milled Patternを施し、ドライバーにも採用されているActivWingも搭載しています。ヘッド形状の見直など、細部までしっかりと進化しています。番手構成は、#3(15度)、#4(16.5度)、#5(18度)、#7(20度)、#9(23度)の5種類です。

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ゼクシオ14 ハイブリッド

新たな番手が追加されより扱いやすくなったハイブリッド

XXIO XXIO14 ハイブリッド

XXIO14 ハイブリッド

ハイブリッド(ユーティリティー)は、フェアウェイウッドと同等の進化をしつつ、番手のラインアップを増やすことで、より使い勝手の良いクラブとして進化しています。前作より重心位置を低く浅くすることで、より上がりやすく、余計なスピンが入りづらく設計されています。New CANNON SOLEをハイブリッド用に再設計したWING CANNON SOLEを搭載し、Edge Cup Face、ActivWing、High Grip Milled Patternも搭載。より安定したショットが期待できる仕上がりです。番手構成は、H3(18度)、H4(20度)、H5(23度)、H6(26度)、そして今回追加されたH7(30度)の5種類です。高さも出やすくロフト角の多い番手も追加されたことで、ロングアイアンはもちろん、ミドルアイアンの代わりにもなりうるクラブに仕上がっています。

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ゼクシオ14 アイアン

新素材採用でよりやさしく飛ばしやすくなった

XXIO XXIO14 アイアン

XXIO14 アイアン

ゼクシオのアイアンは、代々フェース素材にチタンを採用しています。最新モデルのゼクシオ14アイアンでは、ドライバーにも採用されている新素材のVR-チタンをフェースに採用。素材による特性を生かしたフェースの薄肉化とたわみをコントロールするボディー構造RIBOUND FRAMEによって初速性能を大きく向上させています。またヒール側のキャビティ部分を拡大、余剰重量の最適配置などによって重心位置を低く、そしてセンター寄りに調整し、打点がバラついても飛距離がばらつきにくいアイアンに仕上がっています。7番のロフト角設定は28度。飛距離とミスへの寛容性のバランスが取れた完成度の高いアイアンです。

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ど真ん中のアベレージゴルファーをターゲットにした「ゼクシオ14+」

前作には、主にシニア層向けの特性を持つゼクシオに対し、アクティブでそれなりにヘッドスピードが出せるゴルファーに向けたゼクシオエックスというラインが存在していました。今作では、「XXIO-eks-(エックス)」に変わり誕生したのがゼクシオ+(プラス)です。ポジション的には大きくは変わっておらず、ゼクシオのテクノロジーを使い、よりパワーのあるゴルファーに向けたチューニングが施されています。ジャンルごとのクラブで細かなチューニングが施されていますので、詳しく見ていきましょう

ゼクシオ14+ ドライバー

やさしいのに叩いていける「ゼクシオ14+」ドライバー

XXIO XXIO14+ ドライバー

ゼクシオ14+ ドライバー

「ゼクシオ14+」ドライバーは、テクノロジーこそスタンダードな「ゼクシオ14」ドライバーと共通ですが、ありとあらゆる部分が専用にチューニングされています。外装は、適度な輝きのあるグロス仕上げの「ゼクシオ14」ドライバーに対し、反射を抑えたマット仕上げになっており、精悍(せいかん)さをアップさせています。ヘッド形状もヒールの張り出しを抑えたいわゆる洋ナシ型に変更されており、ヘッド後方の高いハイバック形状になっています。打球音も専用にチューニングされており、伸びのある高い澄んだ音の「ゼクシオ14」ドライバーに対し、アスリートが好む残響を抑えた収まりの良い音に変更されています。総重量はRフレックスで300グラム、長さは45.75インチ。「ゼクシオ14」ドライバーと比較して19グラム重く、標準的な重量に設定されています。ヘッド性能としては、対象ゴルファーに合わせ、つかまり性能を少しだけ抑えつつ、強い弾道が打ちやすく調整され、ボール初速の出やすくミスに強い性能を維持しながら、強振してもしっかりと応えてくれるクラブに仕上がっています。

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ゼクシオ14+ フェアウェイウッド

強振してもミートしやすい「ゼクシオ14+」フェアウェイウッド

XXIO XXIO14+ フェアウェイウッド

XXIO14+ フェアウェイウッド

「ゼクシオ14+」ドライバー同様、パワーのあるゴルファーに合わせてチューニングを施されたモデルです。搭載するテクノロジーは共通ながら、わずかにつかまりを抑えつつ、ヘッドスピードが速いゴルファーでもミートしやすく高弾道低スピンの弾道が打ちやすくなっています。外装もマット仕上げに変更されており、精悍(せいかん)な仕上がり。重量は#5のSフレックスで318グラム。「ゼクシオ14」の#5と比べて28グラム重くなっていますが、フェアウェイウッドとしては標準的な重さです。扱いやすさとある程度のパワーを受け止める懐の深さを両立させたフェアウェイウッドに仕上がっています。番手構成は#3(15度)、#4(16.5度)、#5(18度)、#7(20度)の4種類です。

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ゼクシオ14+ ハイブリッド

ちょっとしっかりめに作られたやさしいハイブリッド

XXIO XXIO14+ ハイブリッド

XXIO14+ ハイブリッド

「ゼクシオ14+」シリーズの流れに則ったパワーのあるゴルファーに合わせてチューニングを施したモデルです。上がりやすさ、ミスへの強さ、そして楽に飛ばせる性能はそのままにシャフトなどを変更し、強振しても応えてくれるやさしいハイブリッドに仕上がっています。番手構成は、H3(18度)、H4(20度)、H5(23度)、H6(26度)、H7(30度)の5種類で、「ゼクシオ14」のハイブリッドと同様H7が追加され、ロングアイアンが苦手なゴルファーにはうれしいラインアップとなっています。

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ゼクシオ14+ アイアン

フェースのたわみを大きくし、飛距離性能と安定感をさらにアップ!

XXIO XXIO14+ アイアン

XXIO14+ アイアン

前作からボディー構造を見直し、狙う性能を維持したまま飛距離性能を強化しています。ソール下部の剛性を下げることでフェースのたわみ量を増加させ、反対に剛性を高めたボディー後方部によってたわむフェースのパワーを受け止め、初速を高めることに成功。さらにヒール側のキャビティ部分の拡大、ネックの細径化、フェースの薄肉部を拡大するなどの改良によって重心を低く、センター付近に移動させています。これにより高い飛距離性能に加え、打点のバラつきに強い安定感の高いアイアンとして完成しています。またボディーにはソフトステンレスを採用し、打感を向上させながら、ロフト、ライの調整も可能となっており、中上級者のニーズにも応えています。#7のロフト角設定は28.5度。やさしく飛ばせて狙える性能も持つ欲張りな仕上がりのモデルです。

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