国産ブランドドライバー2025最新モデル特集!ホンマ・マジェスティ・フォーティーンなど注目クラブ紹介【後編】
ゴルフギアカタログ編集部更新日:
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2025年最新の国産ブランドドライバー徹底解説の後編です。本間ゴルフ、マジェスティ、フォーティン、オノフ、キャスコ、ヨネックス。リョーマゴルフの注目モデルを紹介します。日本のメーカーならではのユニークなドライバーに注目です。

まだまだあるぞ! 魅力的で個性豊かな国産メーカー
前回、国産メーカーのドライバーをいくつかご紹介しました。ですが日本にはまだまだたくさんのゴルフメーカーが存在し、魅力的なクラブがたくさんあります。ので、前回に引き続き今回も国産メーカーのドライバーをご紹介していきたいと思います。
国産メーカーの老舗のひとつが一つが本間ゴルフです。1959年に設立、古くから日本のゴルフ業界を支え、ウッドが木製だった時代は圧倒的な人気を誇り、一時代を築いた歴史あるメーカーです。現在は、全ゴルファーを対象として複数のシリーズを展開していますが、性能はもちろん、仕上げや装飾にもこだわったハイエンドモデルが高い支持を得ています。
高級クラブと言えばマジェスティゴルフも忘れてはなりません。マジェスティと言うブランド名は、前身であるマルマンが展開していた高級ブランドから取ったもの。マルマンは早い段階からハイエンドモデルを展開し、日本に限らず、中国や韓国からも高い人気を得ています。現在は、どのクラブもその高級感を維持しながら、幅広いゴルファーに対応したクラブを作り続けています。
フォーティーンは、クラブデザイナーである竹林隆光氏が1981年に設立したメーカーです。設立当初は、他社のクラブを設計するOEMの会社であり、他社製品ではありますが多くの名器を生み出しました。2002年に自社ブランドを立ち上げた後も、フォーティーンブランドとして数多くの名器を発売しています。
まだまだ国産メーカーの魅力やエピソードは、たくさんありますがこのへんにして、そろそろドライバーの紹介に移りたいと思います。
本間ゴルフ
本間ゴルフは、60年以上の歴史を持つ日本の老舗メーカーです。ウッドが木製だった時代に一世を風靡し、“パーシモンと言えばホンマ”と言われるほど高い人気を誇っていました。現代の本間ゴルフは、ヘッドだけでなくシャフトも自社で作成できる稀有なゴルフメーカーとなっており、その強みを生かしたクラブ作りがファンからの厚い信頼を生み出しています。近年の本間ゴルフでメインとなっているシリーズは「ツアーワールド」です。2013年に誕生し、上達思考のあるアスリートゴルファーに向けたシリーズとして進化し続けています。最新モデルは「ツアーワールド TW767」。豊富なラインアップとそれぞれが明確な個性を持つモデルを用意し、熱意のあるゴルファーの細かなニーズに応えるフルラインのシリーズです。
HONMA GOLF T//WORLD TW767 MAXドライバー
3モデルある「TW767」シリーズのドライバーの中で、最もミスに強くつかまりが良いモデルが「TW767 MAX」です。“カーボンロールテクノロジー”と呼ばれるクラウンからソールまでをカーボンで一体成型したボディーによって大きな余剰重量を獲得。その余剰重量をミスへの強さとつかまりの良さを優先して配置することで、ヘッド慣性モーメント値が左右上下で一万を超える、いわゆる“10K(テンケイ)”の称号を持つヘッドに仕上げています。シャフトは自社で設計、開発した専用のシャフトを装着。クラブとしての完成度が非常に高い、安定したティーショットが期待できるドライバーです。
マジェスティゴルフ
マジェスティゴルフは、前身がマルマンという、個性を持った高性能なクラブを作るのが得意なメーカーでした。2018年に、自社で展開していた高級ブランドであるマジェスティの名を冠した現社名に変更。以後は高級ブランドらしい凝ったデザインや塗装を施した所有感の高い外装をまといながら、アスリートゴルファーからシニアゴルファーまで幅広い性能を持つクラブを生みだすメーカーとして、独自の路線を突き進んでいます。
MAJESTY SUBLIME ドライバー 2025
ルールに縛られない技術で作り上げた性能もデザインも極限まで突き詰めた高反発モデルです。3Dプリンターの技術をフェース加工に応用し、貫通孔を設けることで、たわみ量を増大させつつ、軽量化に成功。余剰重量を使い低重心に仕上げることで、高弾道低スピンの効率良い弾道を追求しています。シャフトは超高弾性の素材を使用するなど、軽さと力強いしなり戻りを両立させた専用品を開発。非常に軽量で、適合モデルではなし得ない飛距離性能を持ったドライバーです。
MAJESTY ROYALE ドライバー 2025
マジェスティらしい高級感あふれるデザインを持ちながら、飛距離性能にこだわって設計されたモデルです。ボール初速を高めるために高強度で希少素材であるハイペリオンチタンをフェースに採用し、薄く仕上げることで広い高初速エリアを実現させています。また自然とボールがつかまるように工夫されたマルチレイヤークラッチウエートの効果により、効率の良いハイドロー弾道が自然と打てるように設計。所有感と飛距離性能を両立させた美しいドライバーです。
フォーティーン
若かりし頃はトップアマで、後にクラブデザイナーとなる竹林隆光氏が設立したクラブメーカーです。体の小さかった同氏が、競技を戦っている時期に“体格差のあるゴルファーと対等に戦うにはクラブで補うしかない”と考えたのがクラブ作りの原点だったそうです。そんな竹林氏が作ったフォーティーンは、長尺ドライバーブームや現在のユーティリティーというジャンルが生まれる流れを作るなど、ゴルフ界に数々の旋風を巻き起こしています。現在は、ゴルファーに寄り添ったクラブを作り続ける熱狂的なファンを持つメーカーとして確固たる地位を築いています。
FOURTEEN DX-003 ドライバー
「DX」シリーズは、フォーティーンが培ってきたノウハウによって誕生したアマチュアゴルファーの飛距離を追求したドライバーシリーズです。自社で行ってきたフィッティングのデータを解析した結果、ゴルファーを4つに分類できることを発見。それぞれのゴルファーに合わせ、形状や重心を設計した4つのヘッドをラインアップしています。「DX-003」は、スイング軌道がアウトサイドインでダウンブローの傾向が強いゴルファーに合わせて設計されたモデルで、スライスや右へのミスに強いドライバーに仕上がっています。
オノフ
オノフは、グローブライドが展開するゴルフブランドです。グローブライドの前身は、釣り竿で世界的シェアを持つダイワ精工。現在は、釣り竿は「DAIWA」、ゴルフは「ONOFF」としてブランド化し、それぞれが独自の技術と世界観を持つギアブランドとしてユーザーに愛されています。「ONOFF」の名前の由来は、“仕事と遊びの切り替えができる大人のためのゴルフブランド”というコンセプトから。釣り竿で培ったカーボン加工技術を生かした性能はもちろん、世界観を大事にしたクラブ以外のアイテムも高い評価を得ています。
ONOFF KURO ドライバー 2025
オノフには、「KURO」と「AKA」のラインがあり、それぞれが異なったターゲット層を持ちます。「KURO」は、中上級者向けアスリートシリーズとして設計されており、より個々のゴルファーの個性が生かせるように高い調整機能を持たされているシリーズです。そんな「KURO」シリーズの最新モデルのドライバーは、ソールをたわませて高いボール初速を実現させるパワートレンチといった独自の技術を搭載し、高い慣性モーメント値によって直進性の高い弾道を実現。さらにクロスバランステクノロジーと呼ばれるヘッドとグリップエンドに共通規格のウエートを搭載したシステムは、ウエートを入れ替えることでバランスを調整可能。他のメーカーにはない調整機能を搭載した高性能で独創的な技術を持ったドライバーです。
キャスコ
キャスコは、個性的で高性能なクラブを作るのが非常に上手なメーカーです。先見の明があるメーカーでもあり、ウッド型ユーティリティーをクラブのジャンルとして定着させた功労者でもあります。現在でも他のメーカーが思いつかないような、独創的でやさしいクラブを多数市販し、熱狂的なファンがいるメーカーです。また「バティック」というパーツブランドを展開しており、こちらもカスタム自由度の高い個性あふれる高性能なヘッドを提供しています。
kasco VATIC Venero ドライバー
キャスコが展開するパーツブランド「バティック」が誇る個性豊かなドライバーヘッドが「ヴェネーロ」です。インパクト時にソールが受ける衝撃の方向をコントロールすることでフェースとソールの振動数を同調させ、反発エネルギーを高めるという独自の構造を採用しています。またカスタム自由度も高く、2カ所に重さや重心位置を調整できるウエートを搭載し、ネックの弾道調整機能と合わせて幅広いカスタムが可能。飛距離性能だけでなく、ヘッドの個性を自分の好みに限りなく近づけることができる画期的なヘッドです。
ヨネックス
ヨネックスは、ラケットスポーツで世界的なシェアを持つメーカーです。カーボン加工技術にノウハウを持ち、ラケットスポーツ以外でもその技術をいかんなく発揮しています。その一つがゴルフです。1982年に事業参入を果たし、時代時代で名器を生み出しています。またスター性の高いプロを育てるのが上手なメーカーであり、自社のクラブで活躍した石川遼や岩井姉妹など、国民的スターを数多く育てています。
YONEX EZONE GT MAX ドライバー
「EZONE(イーゾーン) GT 」ドライバーはヨネックスの技術をふんだんに使ったシリーズ。シリーズ共通であるたわみをコントロールしたクラウンと、素早いしなり戻りと復元力を持つ独自のカーボンを搭載したソールによってヘッド全体の撓みをコントロールし、芯を外したショットでも高いボール初速を発揮させることに成功しています。「EZONE GT MAX」ドライバーはシリーズ中、最も高い慣性モーメント値を誇り、大きめの投影面積と合わせ、安心感と安定性を持ち合わせたミスに強いモデルに仕上がっています。
リョーマゴルフ
リョーマゴルフは、2000年に設立された比較的新しいメーカーです。代表が高知県出身ということで、歴史上の偉人から名付けられています。“最も飛んで最も曲がらないクラブを作る”という夢を実現するため、素材から開発に挑み、市販されたクラブを打ったゴルファーからは、たくさんの支持を得ています。同社は現行品の性能を上回る性能を持つクラブができない限り、新製品を発表しないというポリシーを持っています。現代のゴルフ界の常識にとらわれない姿勢と開発力を持った、新製品が出るたびにわくわくさせてくれるメーカーです。
RYOMA GOLF MAXIMA Ⅲ Type V ドライバー
「マキシマⅢ Type V 」ドライバーはリョーマの独自性が詰まった中上級者向けのモデルです。独自の技術であるDSIテクノロジーは、一般的なドライバーではなし得ない極薄に設計されたチタン製のクラウンとソールにより、大きくたわむボディーとソールの前方、後方それぞれ低い位置に搭載されたウエートによってインパクト時に生まれるエネルギーを増幅させ、高いボール初速を発揮します。非常に低重心で、高い打ち出し角と低スピンの弾道が安定して打てるよう設計されており、ニュートラルなつかまり設定と合わせて安心して振っていけるドライバーに仕上がっています。
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