どこまでも遠くへ どこまでもやさしく STEALTH2(ステルス2) ウッド系全クラブを徹底紹介!
ゴルフギアカタログ編集部更新日:
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好評だったSTEALTH(ステルス)シリーズの後継モデルとして2023年2月に発売されたSTEALTH2(ステルス2)は、今も中古市場を中心に高い人気を得ています。今回は、そのステルス2シリーズのウッド系クラブの特性を、SELECTFIT STORE 限定モデルも含めた全モデル紹介します。

進化したカーボンフェースを搭載! 独自の技術で飛びとやさしさを両立させたステルス2
STEALTH2(ステルス2)は、テーラーメイドの2023年時点でのメインブランドです。2020年発表のSIM(シム)は、新規ブランドでチャレンジングな特性や性能を持たせ、その翌年に性能を進化させつつ、扱いやすいシリーズに仕上げるといった傾向がみられました。
ステルスからステルス2へのモデルチェンジにもその傾向がみられ、ツアープロや中上級者から評価の高かったステルスから、より扱いやすく結果の出しやすいステルス2に進化しています。
前モデルのステルスからドライバーに搭載された「カーボンツイストフェース」は、肉厚部分を改良しつつ、軽量化を果たし、高初速エリアとボール初速アップを成功させています。ヘッド自体の構造も非常に凝っており、ソール、クラウン、フェースに加え、ボディーの骨組みにあたる外周部分にも特殊カーボンを採用することで、ウッド史上、初めてカーボン素材の容量が他の素材を上回り、より軽量なヘッドに仕上げることで、多くの余剰重量を生み出し、より細かな性能を追求できるように設計されています。

ステルス2シリーズは、ドライバー3モデル、フェアウェイウッド3モデル、レスキューと呼ばれるユーティリティーを3モデルラインアップ。それぞれがターゲットゴルファーに合わせて設計されており、ステルス2プラス、ステルス2、ステルス2HDとネーミングも統一して分類されています。
ターゲットゴルファーに合わせてしっかりと作り分けされたドライバー3モデル
ステルス2シリーズを最も象徴するのがドライバーの3モデルです。他のドライバーと一線を画すカーボンで成形されたフェースは、60層にもなるカーボンシートによって形作られ、肉厚などの見直しにより、前作よりも高初速エリアの拡大とボール初速アップに成功しています。
金属フェースで用いられていた打点ズレによる曲がり幅を抑える「ツイストフェース」のテクノロジーも取り入れ、飛距離と直進性を高めたフェースに仕上がっています。ボディーも独自のテクノロジーが詰め込まれており、カーボンクラウン、カーボンソールを採用し、ボディーの骨組みにあたる外周部分にも特殊カーボンを使用することで、より多くの余剰重量を獲得。その余剰重量を3モデルで異なる配置にすることで、ターゲットゴルファーに合わせた特性を作り分けています。
また、どのモデルも従来モデルに搭載されていた空気抵抗を減少させる「イナーシャジェネレーター」を引き続き搭載しており、振り抜きが良く、飛距離性能はもちろんミスにも強いドライバーとして仕上がっています。
各モデルの特性まとめ
- ステルス2 ドライバー:幅広いゴルファーに対応するスタンダードポジション
- ステルス2 HDドライバー:高弾道でつかまり性能を高めた3モデルで最もミスに強い
- ステルス2プラス ドライバー:重心位置を調整できるスライディングウェートを搭載したパワーヒッターやアスリートに向けた低スピンモデル(セレクトストア限定)
テーラーメイド ステルス2 ドライバー
TaylorMade STEALTH2 ドライバー
ステルス2シリーズのスタンダードポジションに位置する、幅広いゴルファーに向けたモデルです。ソール後方に25グラムのタングステンウエートを搭載し、適度な低スピン性能でありながら、最適な打ち出し角とミスへの強さを両立させています。 つかまり性能はニュートラルで、それぞれのゴルファーのスイング特性を矯正するのではなく、スイングに基づいたナチュラルな弾道の曲がりを抑えつつ、安定したティーショットを打たせてくれる。そんなクラブに仕上がっています。
テーラーメイド ステルス 2HD ドライバー
TaylorMade STEALTH2 HD ドライバー
ステルス2ドライバーと比べ、高さが出しやすくつかまりの良いモデルです。ソール後方に30グラムのウエートを搭載し、「イナーシャジェネレーター」をヒール寄りに配置した高い弾道でつかまりの良いハイドローバイアスの設計を採用しています。 また同シリーズのドライバーよりも短いネックを採用することで、標準シャフト仕様では他のモデルより0.25インチ短い設定になっており、ミートしやすさも考慮しています。右へのミスを抑えた扱いやすいドライバーです。
テーラーメイド ステルス2 プラス ドライバー
TaylorMade STEALTH2 PLUS+ ドライバー
主にアスリートゴルファーをターゲットとしたモデルです。ソール後方に15グラムのウエートを搭載し、さらにソール前方に重心位置を調整できる15グラムのスライディングウェートを搭載。低スピンの強弾道を実現させながら、重心位置の調整によってつかまり具合を好みに応じて調整できるように設計されています。 ヘッド自体の基本性能はつかまりを抑えた低スピン仕様で、左のミスを嫌がる上級者向けの味付け。理想の弾道を追求できる叩けるモデルに仕上がっています。なおこのモデルはセレクトストア限定となっています。
ドライバーの流れに合わせたフェアウェイウッド3モデル
ステルス2シリーズのフェアウェイウッドは3モデルが用意され、それぞれがステルス2、ステルス2HD、ステルスプラスとドライバーと同じネーミングになっており、特性もドライバーに合わせた設計になっています。
どのモデルも「3Dカーボンクラウン」を採用した低重心設計で高い打ち出し角と程よいスピン性能が基本性能となります。またソールには「Vスチールソール」を搭載し、設置面積を最小限に抑え、あらゆるライからの抜けを追求しています。
ドライバーと違う点は、フェースが従来と同じ金属製を採用していること。ステルス2プラスは、チタンフェースを採用し、ステルス2は、#3と#3HLに反発性能の高いマレージング鋼フェース、ステルス2の5番以下とステルス2HDにはステンレススチールのフェースを採用。モデル別はもちろん、ロフト別でもそれぞれ専用設計の「アドバンスドICTフェース」が採用されており、「ツイストフェース」も搭載。1本ごとの性能が追求されています。
各モデルの特性まとめ
- ステルス2フェアウェイウッド:幅広いゴルファーに対応したニュートラルなつかまり性能を持つ
- ステルス2HD フェアウェイウッド:適度なつかまり性能と上がりやすさを追求した
- ステルス2プラス フェアウェイウッド:スライディングウェートを搭載し、高いアジャスト能力を持つ低スピンモデル(セレクトストア限定)
テーラーメイド ステルス2 フェアウェイウッド
TaylorMade STEALTH2 フェアウェイウッド
ステルス2ドライバー同様、幅広いゴルファーに合わせた設計で、バランスの良いモデルです。打ち出し角を確保するために低く深い位置に重心が設定され、少々打点がズレても安定したショットが期待できます。 つかまり性能は、ステルス2ドライバーとのつながりを考えたニュートラルな設定で、スイングの傾向を弾道に反映させつつ、曲がりを抑えた扱いやすいモデルに仕上がっています。 番手構成は、飛距離性能を重視し、フェースにマレージング鋼を採用した#3(15度)、#3HL(16.5度)、フェースにステンレススチールを採用した#5(18度)、#7(21度)、#9(24度)と5スペックをラインアップしています。
テーラーメイド ステルス2 HD フェアウェイウッド
TaylorMade STEALTH2 HDフェアウェイウッド
ステルス2HD ドライバーの特性に合わせたドローバイアス設計のモデルです。やや大き目の投影面積を持ち、つかまりの良い特性と他のモデルよりロフトを多くしたハイロフト設定により、楽に上がって自然とつかまるフェアウェイウッドに仕上がっています。 フェース素材は、すべてステンレススチールで番手構成は#3(16度)、#5(19度)、#7(23度)の3スペック。アスリートブランドの外観を持ったやさしいフェアウェイウッドです。
テーラーメイド ステルス2プラス フェアウェイウッド
TaylorMade STEALTH2 PLUS フェアウェイウッド
ステルス2プラス ドライバーの特性を引き継いだ、アジャスト能力の高い低スピンモデルです。フェアウェイウッドでは数少ないスライディングウェートを搭載。50グラムのウエートを前後に動かすことで、スピン量を調整することができます。 フェースにはチタンを採用し、飛距離性能と操作性能を両立させた高性能なモデルとして完成しています。番手構成は#3(15度)、#5(18度)の2スペックです。なおこのモデルはセレクトストア限定の商品となります。
狙うモデルにお助けモデル 作りこまれたレスキュー(ユーティリティー)3モデル
テーラーメイドは、歴代のウッド型ユーティリティーをレスキューと呼んでおり、ステルス2シリーズにも適用されています。テクノロジーは基本的に、フェアウェイウッドと同様で、カーボンクラウンを採用し、「Vスチールソール」も採用されています。フェースには、モデル別、ロフト別に専用設計を施す「アドバンスドICTフェース」が採用され、「ツイストフェース」も搭載されています。
ラインアップは、ドライバーやフェアウェイウッドの流れを組んだ、ステルス2、ステルス2HD、ステルス2プラスの3モデルが用意されています。
各モデルの特性まとめ
- ステルス2 レスキュー:幅広いゴルファーに対応したニュートラルな設計で番手構成が多い
- ステルス2HD レスキュー:上がりやすさとミスへの強さが高い
- ステルス2プラス:レスキューアイアン感覚で操作でき、強い弾道が打てる(セレクトストア限定)
テーラーメイド ステルス2 レスキュー
TaylorMade STEALTH2 RESCUE ユーティリティー
幅広いゴルファーに対応した扱いやすいモデルです。カーボンクラウンを採用し、重心を低く深く設計することで、ボールが上がりやすく、ミスに強いヘッド設計を採用。モデル別、ロフト別に設計されたフェースがばらつきをなくし、安定したショットを可能にしてくれます。番手構成は#3(19度)、#4(22度)、#5(25度)、#6(28度)、#7(31度)の5スペックです。
テーラーメイド ステルス2HD レスキュー
TaylorMade STEALTH2 HD RESCUE ユーティリティー
ステルス2 レスキューと比べ、投影面積の大きいシャローヘッド設計を採用し、番手のロフト角を大きめにすることで、ミスに強く、楽に上がる仕様に設計されたモデルです。ボールが上がりにくいゴルファー、打点がバラつくゴルファーでも安定したショットが期待できます。番手構成は#3(20度)、#4(23度)、#5(27度)、#6(31度)の4スペック。ロングアイアンが苦手なゴルファーにもおすすめの1本です。
テーラーメイド ステルス2プラス レスキュー
TaylorMade STEALTH2 PLUS RESCUE ユーティリティー
操作性を重視したモデルです。奥行きの狭いコンパクトなヘッドで、アイアン感覚でボールを操作でき、スピンコントロールもしやすい設計になっています。番手構成は#2(17度)、#3(19.5度)、#4(22度)の3スペック。ロフトの少ない番手構成になっており、主にティーショットやライナー性の強い弾道を打つのに適したクラブに仕上がっています。なおこのモデルはセレクトストア限定となっています。
ステルス2シリーズのスタンダードモデルには、レフティーモデルとウイメンズモデルもラインアップされています。
テーラーメイドは、毎年モデルチェンジを行うので、数年前のモデルをお得に購入することができます。ニューモデルが発表されたからといって、前モデルの性能が下がるわけではないので、ステルス2シリーズのような“ちょっと前の高性能モデル”を検討してみるのもお得なクラブの買い方だと思います。
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